QEMUであそブログ(仮)

QEMUで遊びます。それだけだと、ネタが無くなると思いますので、それ以外にも書くかもしれません。

Windows11上のVirtualBoxにUbuntu22日本語Remix版をインストール(失敗)

今回は、Windows11上のVirtualBoxにUbuntu22日本語Remix版をインストールしてみたいと思います。

VirtualBoxのバージョンは、7.0.8 r156879 (Qt5.15.2) を使用しました。

まずは、準備として下のサイトにアクセスし、isoイメージをダウンロードします。

www.ubuntulinux.jp

下のダウンロードのボタンを押して、ミラーサイトのいずれかから ubuntu-ja-22.04-desktop-amd64.iso をダウンロードします。

ダウンロードできました。

amd64 は 64bitのIntel互換CPU用ってことです。

VirtualBoxを起動して、新規ボタンを押します。(新しいVM(Virtual Machine)を作成)

「エキスパートモード」ボタンを押します。

名前は ubuntu22ja としました。 ISO Image は 先ほどダウンロードした iso ファイルを指定します。 unattended インストールは何故か上手くいかなかったので、スキップします。

メインメモリーは 8192MB、 Processors は 4、 EFI は有効 としておきました。

※ メインメモリー、Processors は 4096MB、2 ぐらいでも大丈夫と思います。VMに割り当てるリソースになりますので、大きすぎるとWindowsが重くなりますので、ご注意ください。EFIは無効でもいいかもしれませんが、確認はしていません。

ハードディスクの容量は、50GB ぐらいでも大丈夫と思いますが、余裕を持たせるため 100GB にしておきました。

ここまで設定できたら、「完了」ボタンを押します。

VMが作成されました。「起動」ボタンを押します。

テキストのメニュー画面が出てきますが、しばらくほっとくと次に進みます。(Enterを押してもいいのかもしれません)

Ubuntuのインストール画面が出てきました。 「Ubuntu を インストール」を選択します。

キーボードのレイアウトを選択します。特に記号が間違いなく打てることを確認しておくと良いと思います。全角文字が入力できなかったのが気になりますが、とりあえず「続ける」を押します。

「通常のインストール」でもいいと思いますが、後からでもインストールできると思いますので、「最小インストール」を選択して「続ける」を押しました。

ディスクというのは、VM上のディスクのことなので 気にせず「インストール」を押します。

VM上のディスクのことなので、「続ける」を押します。

日本の場合は、「Tokyo」しかないので、「続ける」を押します。

ユーザー名は ubuser としました。 パスワードも入力して、「続ける」を押します。

インストールが本格的に始まりますので、しばらく待ちます。

なんと、致命的なエラーが発生しました。。 住んでる所を選ぶ画面で戻ったりしたのが良くなかったのかもしれません。 また そのうちリトライしたいと思います。

今回は以上です。

WineSkinを使ってMacでサクラエディタを動かしてみる。

今回は、前回インストールしたWineSkinを使ってMac上でサクラエディタWindows用の高機能テキストエディタ)を動かすことにトライします。

まず準備としてサクラエディタを下記のサイトからダウンロードしておきます。

sakura-editor.github.io

[インストーラ、パッケージダウンロード] をクリックします。

sakura-tag-v2.4.1-build2849-ee8234f-Win32-Release-Exe.zip をクリックして、ダウンロードします。

zipファイルをダウンロードできたら、展開して好きなフォルダに置いておきます。これで準備は完了です。

Wineskin Winery を起動します。[Create New Blank Wrapper] ボタンを押します。

[Create a Wrapper] ウィンドウが出てくるので、半角で名前を入力してOKを押します。

しばらくすると完了画面が出てくるので、[View wrapper in Finder] ボタンを押します。

sakura.app が生成されましたが、まだサクラエディタの本体は入っていません。sakura.app を起動します。

Wineskinの画面が出てきました。「Install Software」ボタンを押します。

「Copy a Folder Inside」ボタンを押して Wrapperの中にサクラエディタの本体をコピーしていきます。

準備のところで展開したサクラエディタのフォルダ(sakura.exeが入っているフォルダ)を選択して、「Choose」ボタンを押します。

OKを押します。

Quitを押して、再度sakura.appを起動します。

サクラエディタが起動しました。

ファイルの関連づけができていない、appのサイズが大きいなど微妙な所もありますが、一応動きました。

変換中の文字が見えなくなったり、カーソルが動かなくなることがありますが、他のウィンドウをアクティブにしてから サクラエディタをアクティブにすると治ったりします。

sakura.app を右クリックして、「パッケージの内容を表示」を選択するとsakura.app の中身を見れます。

この中のWinskin.app を実行すると 別のWindowsアプリを追加でインストールしたり、色々設定ができるようです。

疲れたので、今回はここまでにします。

MacにWineSkinというアプリをインストールしてみる2

今日はMacにWineSkinというアプリをインストールしてみます。

WineSkinはWineというアプリのラッパーアプリで、Wineを使うと MacUnix系OSWindowsアプリを動かせるそうです。(exeをapp化できるようです)

当方の環境は下記のとおりです。

MacBook Pro (16-inch, 2019) macOS Catalina Version 10.15.7

・Homebrew インストール済み (Version 3.5.4)

WineSkinのインストールにHomebrewを使いますので、インストールしていない人はインストールしておきましょう。

ターミナルを開いて、下記のコマンドを実行することで WineSkinをインストールします。

brew tap gcenx/wine
brew install --no-quarantine unofficial-wineskin

インストール成功しました。

アプリケーションフォルダにWineskin Winery.app が出来ています。今回はVersion 1.8.4.2 がインストールされました。

Wineskin Winery.app を起動します。

起動してきました。画面中央の+ボタンを押してエンジン(Wine)をインストールしていきます。

Add Engine画面が出てきました。「Download and Install」ボタンを押してエンジン(Wine)をインストールします。

OKを押します。

エンジンがインストールされました。次はUpdateボタンを押して、Wrapper(Program Filesなどが入っている)をインストールします。

OKを押します。

Wrapperがインストールされました。

WineSkinのインストールは上手くいったようです。良かった!

今回はここまでです。次回は、何かのWindowsアプリを実際にインストールしてみます。

この記事では、下記の記事を参考にさせて頂きました。ありがとうございます。

pc.watch.impress.co.jp

MacにWineSkinというアプリをインストールしてみる (失敗)

今日はMacにWineSkinというアプリをインストールしてみます。

WineSkinはWineというアプリのラッパーアプリで、Wineを使うと MacUnix系OSWindowsアプリを動かせるそうです。(exeをapp化できるようです)

当方の環境は下記のとおりです。

MacBook Pro (16-inch, 2019) macOS Catalina Version 10.15.7

sourceforge.net の下記のサイトからWineSkinをダウンロードします。

sourceforge.net

[Download] ボタンを押してダウンロードします。

zipファイルがダウンロードできたら、展開すると Wineskin Winery.app が出てきますので、アプリケーションフォルダに移動することで、 WineSkinのインストールが完了します。

Wineskin Winery.app を起動します。

「開く」ボタンを押して起動します。

起動してきました。画面中央の+ボタンを押してエンジン(Wine)をインストールしていきます。

しかし、何も起きません。。

Download Packages Manually ボタンを押してみると、サイトが見つかりませんでした。

開発停止になってしまったのでしょうか。今回は失敗です。残念!(念のためウィルススキャンしてみましたが、大丈夫でした)

追記:DownloadしたWineSkinのバージョンが古そうです。また別のやり方でリトライします。

QEMU上のUbuntu 18.04 LTS (Arm64) にDesktop(Fluxbox)をインストールする

今回は、下の記事で起動したUbuntuにDesktop(Fluxbox)をインストールしていきたいと思います。普通のDesktopより大分軽いはずです。

qemu.hateblo.jp

上の記事のイメージのハードディスク容量は2GBしかなくて小さいので、8GBまで大きくします。(必要ならもっと大きくしてもいいです)

ターミナル上で、~/qemu/Ubuntu18Arm64 ディレクトリに移動して、下のコマンドでイメージのサイズを大きくします。

qemu-img resize bionic-server-cloudimg-arm64.img 8G

下のサイトからqemu-efi-aarch64のパッケージをダウンロードします。(どこからでもいいですが、ftp.jp.debian.org/debianをクリックします)

packages.debian.org

debファイルがダウンロードできたら、解凍して中からQEMU_EFI.fd(bios)を取り出します。(data.tar.xzの中のusr/share/qemu-efi-aarch64 にあります)

取り出したQEMU_EFI.fdを ~/qemu/Ubuntu18Arm64 ディレクトリにコピーします。

f:id:itlab7:20210920074953p:plain

下のコマンドでQEMU上のUbuntuを起動します。

qemu-system-aarch64 -m 4096 -smp 2 -cpu cortex-a53 -machine virt-6.1 -bios QEMU_EFI.fd -boot menu=on -name Ubuntu18_04_Arm64 -drive if=none,id=ubuntu_img,file=bionic-server-cloudimg-arm64.img -device virtio-blk-device,drive=ubuntu_img -initrd initrd.img-4.15.0-147-generic -kernel vmlinuz-4.15.0-147-generic -append "root=/dev/vda1 rw rootwait mem=4096M console=ttyS0 console=ttyAMA0,38400n8 init=/usr/lib/cloud-init/uncloud-init ds=nocloud" -netdev user,id=user_net -device virtio-net-device,netdev=user_net -device ramfb -device nec-usb-xhci -device usb-tablet -device virtio-keyboard-pci

メニューの [View] - [serial0] でシリアルに切り替えることができます。[View] - [ramfb] でディスプレイに戻せます。

シリアル側でログインして(ユーザ名:ubuntu パスワード:ubuntu) df コマンドを実行したら、8GBに増えているはずが、何故か増えていません。

f:id:itlab7:20210920083330p:plain

下のコマンドで一旦シャットダウンします。

sudo shutdown -h now

ターミナル上で、もう一度下のコマンドでイメージのサイズを変更してみます。

qemu-img resize bionic-server-cloudimg-arm64.img 8G

下のコマンドでイメージの情報を確認します。

qemu-img info bionic-server-cloudimg-arm64.img

f:id:itlab7:20210920084302p:plain

確かに8GBになっています。

下のコマンドでもう一度QEMUを起動します。

qemu-system-aarch64 -m 4096 -smp 2 -cpu cortex-a53 -machine virt-6.1 -bios QEMU_EFI.fd -boot menu=on -name Ubuntu18_04_Arm64 -drive if=none,id=ubuntu_img,file=bionic-server-cloudimg-arm64.img -device virtio-blk-device,drive=ubuntu_img -initrd initrd.img-4.15.0-147-generic -kernel vmlinuz-4.15.0-147-generic -append "root=/dev/vda1 rw rootwait mem=4096M console=ttyS0 console=ttyAMA0,38400n8 init=/usr/lib/cloud-init/uncloud-init ds=nocloud" -netdev user,id=user_net -device virtio-net-device,netdev=user_net -device ramfb -device nec-usb-xhci -device usb-tablet -device virtio-keyboard-pci

シリアル側でログインして、dfコマンドを実行します。

f:id:itlab7:20210920085933p:plain

8GBに増えました。

下のコマンドでDesktop (Fluxbox)をインストールします。

sudo apt install fluxbox

y を押してEnterを押して、待つこと数分。インストール完了しました。エラーも無しです。

f:id:itlab7:20210920090650p:plain

Fluxbox を起動できるように、下のコマンドで .xsession ファイルを編集します。

nano .xsession

内容は、下のようにします。

exec startfluxbox

f:id:itlab7:20210920091026p:plain

control + X, Y, Enter と押すことで、セーブして終了できます。

次のコマンドで X Window System をインストールします。

sudo apt install xinit

数分で終わりました。

f:id:itlab7:20210920092124p:plain

次のコマンドで xterm をインストールします。

sudo apt install xterm

次のコマンドで一旦ログオフします。

exit

メニューの[View] - [ramfb] でディスプレイ側に切り替えて、ログインします。

下のコマンドでX Window Systemを起動します。

startx

Fluxboxが起動しました。右クリックして、[Applications] - [Shells] - [Bash] でxtermが出てきます。

f:id:itlab7:20210920093445p:plain

約1.4GBのArm64用Ubuntu Desktopが動きました!

下のコマンドでxrandrが使えるようにします。

sudo apt install x11-xserver-utils

xrandr を実行してみると、画面の解像度は800x600のみのようです。

f:id:itlab7:20210920094628p:plain

下のコマンドでキーボードレイアウトを日本語にします。

setxkbmap jp

今回は以上です。

QEMUを最新版にバージョンアップ

QEMUのバージョンが更新されていたので、最新版にバージョンアップしてみます。

PCは、MacIntel系のCPU、macOS 10.15)を使っています。

参考ページ↓

www.qemu.org

ターミナルを開いて、下のコマンドを実行します。

brew install qemu

しばらくすると、終わりました。

/usr/local/Cellar/qemu/6.1.0/bin にインストールされていました。今回は、バージョン6.1.0がインストールされたようです。

下のコマンドで.zshrc を修正します。

nano ~/.zshrc

PATHの設定を下のように修正します。

export PATH="/usr/local/Cellar/qemu/6.1.0/bin:$PATH"

control + X, Y, Enter と押して、保存して終了します。

一旦、ターミナルを閉じて、開きなおします。

下のコマンドでバージョンを確認してみます。

qemu-system-aarch64 --version

バージョンが表示されました。

f:id:itlab7:20210911134829p:plain

今回は以上です。

QEMU上でopenSUSE(Arm64)を動かす。(マウスカーソルが表示されません)

今日は下のサイトを参考にして、QEMU上でopenSUSE(Arm64)を動かしてみます。

en.opensuse.org

ターミナルを開いて、下のコマンドを実行します。

mkdir ~/qemu/openSUSE

下のサイトからqemu-efi-aarch64のパッケージをダウンロードします。(どこからでもいいですが、ftp.jp.debian.org/debianをクリックします)

packages.debian.org

debファイルがダウンロードできたら、解凍して中からQEMU_EFI.fd(bios)を取り出します。(data.tar.xzの中のusr/share/qemu-efi-aarch64 にあります)

取り出したQEMU_EFI.fdを ~/qemu/openSUSE ディレクトリにコピーします。

下のサイトの

en.opensuse.org

下の所からX11-efi をクリックしてimageをダウンロードします。(今回は、openSUSE-Tumbleweed-ARM-X11-efi.aarch64-2021.08.06-Snapshot20210818.raw.xz をダウンロードしました)

f:id:itlab7:20210829155150p:plain

ダウンロードできたら、解凍して中身のrawファイルを ~/qemu/openSUSE ディレクトリに移動させます。

f:id:itlab7:20210829161548p:plain

ターミナルで~/qemu/openSUSE ディレクトリに移動後、下のコマンドでQEMUを起動します。

qemu-system-aarch64 -m 4096 -cpu cortex-a57 -smp 2 -M virt-5.1 -bios QEMU_EFI.fd -netdev user,id=user_net -device virtio-net-device,netdev=user_net -drive if=none,file=openSUSE-Tumbleweed-ARM-X11-efi.aarch64-2021.08.06-Snapshot20210818.raw,id=hd0,format=raw -device virtio-blk-device,drive=hd0 -device virtio-gpu-pci -device nec-usb-xhci -device usb-tablet -device virtio-keyboard-pci

下の選択肢は一番上でいいです。

f:id:itlab7:20210829163106p:plain

しばらく待っていると、ログイン画面が出てきます。(メニューの View - serial0 でシリアルに切り替えることができます)

f:id:itlab7:20210829163311p:plain

ユーザー名にroot 、パスワードにlinux を入力してログインします。

動きました。

f:id:itlab7:20210829163823p:plain

実際に使う際は、ユーザを追加したりファイアウォールを設定することをお勧めします。

今回はすんなり動いてくれました。と思ったら、マウスカーソルが何故か表示されていません。(もしかしたら、QEMUのバージョンが古いせいかもしれません。 追記:6.1.0 でも表示されませんでした)

下のコマンドで画面サイズを変更できます。

xrandr -s 800x600

以上です。