今日は下のサイトを参考にして、QEMU上でopenSUSE(Arm64)を動かしてみます。
ターミナルを開いて、下のコマンドを実行します。
mkdir ~/qemu/openSUSE
下のサイトからqemu-efi-aarch64のパッケージをダウンロードします。(どこからでもいいですが、ftp.jp.debian.org/debianをクリックします)
debファイルがダウンロードできたら、解凍して中からQEMU_EFI.fd(bios)を取り出します。(data.tar.xzの中のusr/share/qemu-efi-aarch64 にあります)
取り出したQEMU_EFI.fdを ~/qemu/openSUSE ディレクトリにコピーします。
下のサイトの
下の所からX11-efi をクリックしてimageをダウンロードします。(今回は、openSUSE-Tumbleweed-ARM-X11-efi.aarch64-2021.08.06-Snapshot20210818.raw.xz をダウンロードしました)
ダウンロードできたら、解凍して中身のrawファイルを ~/qemu/openSUSE ディレクトリに移動させます。
ターミナルで~/qemu/openSUSE ディレクトリに移動後、下のコマンドでQEMUを起動します。
qemu-system-aarch64 -m 4096 -cpu cortex-a57 -smp 2 -M virt-5.1 -bios QEMU_EFI.fd -netdev user,id=user_net -device virtio-net-device,netdev=user_net -drive if=none,file=openSUSE-Tumbleweed-ARM-X11-efi.aarch64-2021.08.06-Snapshot20210818.raw,id=hd0,format=raw -device virtio-blk-device,drive=hd0 -device virtio-gpu-pci -device nec-usb-xhci -device usb-tablet -device virtio-keyboard-pci
下の選択肢は一番上でいいです。
しばらく待っていると、ログイン画面が出てきます。(メニューの View - serial0 でシリアルに切り替えることができます)
ユーザー名にroot 、パスワードにlinux を入力してログインします。
動きました。
実際に使う際は、ユーザを追加したりファイアウォールを設定することをお勧めします。
今回はすんなり動いてくれました。と思ったら、マウスカーソルが何故か表示されていません。(もしかしたら、QEMUのバージョンが古いせいかもしれません。 追記:6.1.0 でも表示されませんでした)
下のコマンドで画面サイズを変更できます。
xrandr -s 800x600
以上です。