QEMUであそブログ(仮)

QEMUで遊びます。それだけだと、ネタが無くなると思いますので、それ以外にも書くかもしれません。

QEMU上のUbuntu 18.04 LTS (Arm64) にDesktop(LXDE)をインストールする (エラー発生)

今回は、前々回で起動したUbuntuにDesktop(LXDE)をインストールしていきたいと思います。普通のDesktopより大分軽いはずです。

前々回のイメージのハードディスク容量は2GBしかなくて小さいので、8GBまで大きくします。(必要ならもっと大きくしてもいいです)

ターミナル上で、~/qemu/Ubuntu18Arm64 ディレクトリに移動して、下のコマンドでイメージのサイズを大きくします。

qemu-img resize bionic-server-cloudimg-arm64.img 8G

下のコマンドでQEMU上のUbuntuを起動します。

qemu-system-aarch64 -m 4096 -smp 2 -cpu cortex-a53 -machine virt-5.1 -boot menu=on -name Ubuntu18_04_Arm64 -drive if=none,id=ubuntu_img,file=bionic-server-cloudimg-arm64.img -device virtio-blk-device,drive=ubuntu_img -initrd initrd.img-4.15.0-147-generic -kernel vmlinuz-4.15.0-147-generic -append "root=/dev/vda1 rw rootwait mem=4096M console=ttyS0 console=ttyAMA0,38400n8 init=/usr/lib/cloud-init/uncloud-init ds=nocloud ubuntu-pass=ubuntu" -netdev user,id=user_net,hostfwd=tcp::10251-:22 -device virtio-net-device,netdev=user_net 

ログインして df コマンドを実行したら、8GBに増えていることが確認できました。

f:id:itlab7:20210711122632p:plain

下のコマンドでDesktop (LXDE)をインストールします。

sudo apt install lxde

y を押してEnterを押して、待つこと3時間以上。インストール完了しました。エラーも無しです。

f:id:itlab7:20210723123645p:plain

次に、X2Goをインストールしてリモートデスクトップできるようにします。

sudo apt-add-repository ppa:x2go/stable

f:id:itlab7:20210723124712p:plain

Enter を押します。

f:id:itlab7:20210723125022p:plain

なんか途中でエラー出てますが、気にせず下のコマンドを実行していきます。

sudo apt-get update
sudo apt-get install x2goserver x2goserver-xsession
sudo apt-get install x2golxdebindings

f:id:itlab7:20210723130321p:plain

一応インストールできたようです。

下のコマンドでシャットダウンしておきます。

sudo shutdown -h now

次に Mac側にXQuartzというものをインストールします。

これは、macOS向けのX Window Systemの実装らしく、MacでX2Goを実行する場合は必要になるようです。

下のサイトから、dmgファイルをダウンロードしてインストールします。(今回は、XQuartz-2.8.1.dmgをダウンロードしました。インストールは普通に進めたら完了しますので、手順は割愛します。)

www.xquartz.org

次に Mac側にX2Goのクライアントをインストールしていきます。

下のサイトからクライアントをダウンロードします。(今回は、X2GoClient_latest_macosx_10_13.dmg をダウンロードしました)

wiki.x2go.org

ダウンロードしたファイルをダブルクリックしてインストールします。

下のコマンドでQEMUを起動します。(ログインは不要です)

qemu-system-aarch64 -m 4096 -smp 2 -cpu cortex-a53 -machine virt-5.1 -boot menu=on -name Ubuntu18_04_Arm64 -drive if=none,id=ubuntu_img,file=bionic-server-cloudimg-arm64.img -device virtio-blk-device,drive=ubuntu_img -initrd initrd.img-4.15.0-147-generic -kernel vmlinuz-4.15.0-147-generic -append "root=/dev/vda1 rw rootwait mem=4096M console=ttyS0 console=ttyAMA0,38400n8 init=/usr/lib/cloud-init/uncloud-init ds=nocloud ubuntu-pass=ubuntu" -netdev user,id=user_net,hostfwd=tcp::10251-:22 -device virtio-net-device,netdev=user_net 

インストールしたx2goclient を実行します。(ウィルスバスターでウィルスチェックしましたが問題ありませんでした)

f:id:itlab7:20210723132556p:plain

?を押して、指示に従い、実行できるようにします。

f:id:itlab7:20210723132932p:plain

「このまま開く」を押します。

もう一度x2goclient を実行します。

f:id:itlab7:20210723133253p:plain

「開く」を押します。

f:id:itlab7:20210723133438p:plain

pulseaudioはx2goclientの機能の一部のようです。「許可」を押します。

x2goclient の画面が出てきました。下のように設定して、「OK」を押します。

f:id:itlab7:20210723134231p:plain

f:id:itlab7:20210723140403p:plain

f:id:itlab7:20210731093930p:plain

右側のNew Sessionと書かれている所をクリックします。

下の画面が出てくるので、パスワードを入力して、「Ok」を押します。

f:id:itlab7:20210731094120p:plain

f:id:itlab7:20210731094407p:plain

f:id:itlab7:20210731095117p:plain

エラーが出てしまいました。

しんどくなってきたので、今日はここまでにします。

QEMU上のUbuntu 18.04 LTS (Arm64) にDesktop(FVWM)をインストールする (重いです)

今回は、前回で起動したUbuntuにDesktop(FVWM)をインストールしていきたいと思います。普通のDesktopより大分軽いはずです。

前回のイメージのハードディスク容量は2GBしかなくて小さいので、8GBまで大きくします。(必要ならもっと大きくしてもいいです)

ターミナル上で、~/qemu/Ubuntu18Arm64 ディレクトリに移動して、下のコマンドでイメージのサイズを大きくします。

qemu-img resize bionic-server-cloudimg-arm64.img 8G

下のコマンドでQEMU上のUbuntuを起動します。

qemu-system-aarch64 -m 4096 -smp 2 -cpu cortex-a53 -machine virt-5.1 -boot menu=on -name Ubuntu18_04_Arm64 -drive if=none,id=ubuntu_img,file=bionic-server-cloudimg-arm64.img -device virtio-blk-device,drive=ubuntu_img -initrd initrd.img-4.15.0-147-generic -kernel vmlinuz-4.15.0-147-generic -append "root=/dev/vda1 rw rootwait mem=4096M console=ttyS0 console=ttyAMA0,38400n8 init=/usr/lib/cloud-init/uncloud-init ds=nocloud ubuntu-pass=ubuntu" -netdev user,id=user_net,hostfwd=tcp::10251-:3389 -device virtio-net-device,netdev=user_net 

ログインして df コマンドを実行したら、8GBに増えていることが確認できました。

f:id:itlab7:20210711122632p:plain

下のコマンドでDesktop (FVWM)をインストールします。

sudo apt install fvwm

y を押してEnterを押して、待つこと数分。インストール完了しました。エラーも無しです。

f:id:itlab7:20210711123019p:plain

fvwm を起動できるように、下のコマンドで .xsession ファイルを編集します。

nano .xsession

内容は、下のようにします。

exec fvwm

f:id:itlab7:20210711123201p:plain

control + X, Y, Enter と押すことで、セーブして終了できます。

QEMUのディスプレイを使う方法がよくわからなかったので、取り急ぎリモートデスクトップで画面を出すことにします。(情報求む)

次のコマンドでリモートデスクトップサーバーをインストールします。

sudo apt install xrdp

依存するパッケージが多くて 30〜40分ぐらいかかりましたが、xrdpのインストールできました。

f:id:itlab7:20210711130749p:plain

下のコマンドでログオフします。

exit

App StoreMicrosoft Remote Desktop を入手してインストールします。

f:id:itlab7:20210613192050p:plain

Microsoft Remote Desktop を起動します。

OKを押します。

f:id:itlab7:20210613203940p:plain

OKを押します。

f:id:itlab7:20210613203956p:plain

「Add PC」ボタンを押します。

PC name に「localhost:10251」と入力して、Addボタンを押します。

f:id:itlab7:20210613204315p:plain

追加したPCをダブルクリックします。

「Connect」ボタンを押します。

f:id:itlab7:20210613204606p:plain

UsernameとPasswordに ubuntu を入力して、「Continue」を押します。

f:id:itlab7:20210613204815p:plain

1, 2分待っていると、FVWMが起動しました。しかし、かなり重いです。1文字打つのに10秒ぐらいかかります。

f:id:itlab7:20210711132602p:plain

今回もボツかな。残念!

PS. VNCを使うか、qemuのディスプレイを使うかしたほうがいいのかもしれません。

Ubuntu 18.04 LTS (Arm64) をqemuを使って Mac(10.15)上で動かす

今日は、Ubuntu 18.04 LTS (Arm64) をqemuを使って Mac(10.15)上で動かしてみたいと思います。

下のサイトから bionic-server-cloudimg-arm64.img (300MB以上)をダウンロードします。(今回は、20210708の物をダウンロードしました)

cloud-images.ubuntu.com

ダウンロードできたら、~/qemu/Ubuntu18Arm64 ディレクトリに置いておきます。

f:id:itlab7:20210711095610p:plain

ダウンロードしたimgファイルの中にあるinitrd とvmlinuz を取り出したいので、Mac用の7zipをインストールします。

下のサイトからMac OS用(コンソール版)のものをダウンロードして、展開します。

sevenzip.osdn.jp

展開したディレクトリの中に 7zz という実行ファイルがあると思いますので、それを ~/qemu/Ubuntu18Arm64 ディレクトリにコピーします。

f:id:itlab7:20210711095816p:plain

7zz を実行すると、アプリケーションの実行許可が必要なので許可します。

(念のためウィルスチェックしてみましたが問題ありませんでした。)

ターミナルを開いて、~/qemu/Ubuntu18Arm64 ディレクトリに移動して、下のコマンドで img ファイルを展開します。

./7zz x bionic-server-cloudimg-arm64.img

0.img の中のbootディレクトリにあるファイルを下のコマンドでリストします。

./7zz l 0.img boot

f:id:itlab7:20210711100129p:plain

initrd と vmlinuz の名前が分かったので、下のコマンドで取り出します。

./7zz x 0.img boot/initrd.img-4.15.0-147-generic
./7zz x 0.img boot/vmlinuz-4.15.0-147-generic

bootディレクトリの中に initrd とvmlinuzがあるので、imgファイルと同じディレクトリに移動して、不要なファイルも削除します。

f:id:itlab7:20210711100555p:plain

ターミナルで下のコマンドを実行して、qemuを起動します。(長いのでトリプルクリックで選択してください)

qemu-system-aarch64 -m 4096 -smp 2 -cpu cortex-a53 -machine virt-5.1 -boot menu=on -name Ubuntu18_04_Arm64 -drive if=none,id=ubuntu_img,file=bionic-server-cloudimg-arm64.img -device virtio-blk-device,drive=ubuntu_img -initrd initrd.img-4.15.0-147-generic -kernel vmlinuz-4.15.0-147-generic -append "root=/dev/vda1 rw rootwait mem=4096M console=ttyS0 console=ttyAMA0,38400n8 init=/usr/lib/cloud-init/uncloud-init ds=nocloud ubuntu-pass=ubuntu" -netdev user,id=user_net -device virtio-net-device,netdev=user_net 

メニューの [View] - [serial0] を選択すると画面を表示できます。

(一旦他のウィンドウをアクティブにしないと、なぜか選択できません)

(qemuのウィンドウをクリックすると、マウスカーソルが消えてしまうので、その場合はcontrol+option+Gで抜け出します)

起動シーケンスが完了した後に、Enterを押すとログインプロンプトが現れました。

f:id:itlab7:20210711101151p:plain

user ID とパスワードは両方 ubuntu でログインします。

なぜかログインできなかったので、qemuのウィンドウを閉じて、もう一度qemuを起動しなおします。

今度はログインできました。

f:id:itlab7:20210711101543p:plain

uname -a コマンドでArm64用のUbuntuが動いていることを確認できました。

f:id:itlab7:20210711101700p:plain

下のコマンドでシャットダウンします。

sudo shutdown -h now

今後はこのイメージを使って色々試したいので、Ubuntu18Arm64ディレクトリごとコピーしてバックアップを取っておきます。

注意:実際に使う場合は、セキュリティを考慮してパスワードを変更したり、新しいユーザを作った方が良いでしょう。また、日付を現在にして、sudo apt update や sudo apt upgrade もした方が良いでしょう。

今回は以上です。

QEMU上のUbuntu 20.04 LTS (Arm64) にDesktop(FVWM)をインストールする (重いです)

前回でDesktopをインストールしてみましたが、重すぎて動かなかったので、

今回は、前々回で起動したUbuntuにDesktop(FVWM)をインストールしていきたいと思います。普通のDesktopより大分軽いはずです。

前々回バックアップしたイメージをリストアします。

前々回のイメージのハードディスク容量は2GBしかなくて小さいので、8GBまで大きくします。(必要ならもっと大きくしてもいいです)

ターミナル上で、~/qemu/UbuntuArm64 ディレクトリに移動して、下のコマンドでイメージのサイズを大きくします。

qemu-img resize focal-server-cloudimg-arm64.img 8G

下のコマンドでQEMU上のUbuntuを起動します。

qemu-system-aarch64 -m 4096 -smp 2 -cpu cortex-a53 -machine virt-5.1 -boot menu=on -name Ubuntu20_04_Arm64 -drive if=none,id=ubuntu_img,file=focal-server-cloudimg-arm64.img -device virtio-blk-device,drive=ubuntu_img -initrd initrd.img-5.4.0-74-generic -kernel vmlinuz-5.4.0-74-generic -append "root=/dev/vda1 rw rootwait mem=4096M console=ttyS0 console=ttyAMA0,38400n8 init=/usr/lib/cloud-init/uncloud-init ds=nocloud ubuntu-pass=ubuntu" -netdev user,id=user_net,hostfwd=tcp::10251-:3389 -device virtio-net-device,netdev=user_net 

ログインして df コマンドを実行したら、8GBに増えていることが確認できました。

f:id:itlab7:20210619134326p:plain

下のコマンドでDesktop (FVWM)をインストールします。

sudo apt install fvwm

y を押してEnterを押して、待つこと数分。インストール完了しました。エラーも無しです。

f:id:itlab7:20210619135102p:plain

fvwm を起動できるように、下のコマンドで .xsession ファイルを編集します。

nano .xsession

内容は、下のようにします。

exec fvwm

f:id:itlab7:20210619145830p:plain

control + X, Y, Enter と押すことで、セーブして終了できます。

QEMUのディスプレイを使う方法がよくわからなかったので、取り急ぎリモートデスクトップで画面を出すことにします。(情報求む)

次のコマンドでリモートデスクトップサーバーをインストールします。

sudo apt install xrdp

依存するパッケージが多くて 1時間ぐらいかかりましたが、xrdpのインストールできました。

f:id:itlab7:20210619144844p:plain

下のコマンドでログオフします。

exit

App StoreMicrosoft Remote Desktop を入手してインストールします。

f:id:itlab7:20210613192050p:plain

Microsoft Remote Desktop を起動します。

OKを押します。

f:id:itlab7:20210613203940p:plain

OKを押します。

f:id:itlab7:20210613203956p:plain

「Add PC」ボタンを押します。

PC name に「localhost:10251」と入力して、Addボタンを押します。

f:id:itlab7:20210613204315p:plain

追加したPCをダブルクリックします。

「Connect」ボタンを押します。

f:id:itlab7:20210613204606p:plain

UsernameとPasswordに ubuntu を入力して、「Continue」を押します。

f:id:itlab7:20210613204815p:plain

しばらくすると、FVWMが起動しました。前回よりはマシですが、まだ重いです。1文字打つのに10秒ぐらいかかります。

f:id:itlab7:20210619151238p:plain

今回もボツかな。残念!

QEMU上のUbuntu 20.04 LTS (Arm64) にDesktopをインストールする(重すぎてボツ)

今回は、前回で起動したUbuntuにDesktopをインストールしていきたいと思います。

前回のイメージのハードディスク容量は2GBしかなくて小さいので、8GBまで大きくします。(必要ならもっと大きくしてもいいです)

ターミナル上で、~/qemu/UbuntuArm64 ディレクトリに移動して、下のコマンドでイメージのサイズを大きくします。

qemu-img resize focal-server-cloudimg-arm64.img 8G

前回と同様に、下のコマンドでQEMU上のUbuntuを起動します。

qemu-system-aarch64 -m 4096 -smp 2 -cpu cortex-a53 -machine virt-5.1 -boot menu=on -name Ubuntu20_04_Arm64 -drive if=none,id=ubuntu_img,file=focal-server-cloudimg-arm64.img -device virtio-blk-device,drive=ubuntu_img -initrd initrd.img-5.4.0-74-generic -kernel vmlinuz-5.4.0-74-generic -append "root=/dev/vda1 rw rootwait mem=4096M console=ttyS0 console=ttyAMA0,38400n8 init=/usr/lib/cloud-init/uncloud-init ds=nocloud ubuntu-pass=ubuntu" -netdev user,id=user_net -device virtio-net-device,netdev=user_net

ログインして df コマンドを実行したら、8GBに増えていることが確認できました。

f:id:itlab7:20210613131907p:plain

下のコマンドでDesktopをインストールします。

sudo apt install ubuntu-desktop

様々なパッケージがインストールされます。ハードディスクを約2.7GB消費するようです。

問題なければ、y を押してEnterを押します。

f:id:itlab7:20210613132253p:plain

待つこと約2時間。インストールほとんど完了したようですが、1つエラーがでました。

f:id:itlab7:20210613153635p:plain

initrdの更新に失敗したようです。少し気になりますが、initrdは古いままで進めます。

QEMUのディスプレイを使う方法がよくわからなかったので、取り急ぎリモートデスクトップで画面を出すことにします。(情報求む)

次のコマンドでリモートデスクトップサーバーをインストールします。

sudo apt install xrdp

initrdのエラーはまだ出ていますが、xrdp自体はインストールできたようです。

下のコマンドでエラーを直します。

sudo apt dist-upgrade
sudo rm -rf /var/lib/dpkg/info/initramfs-tools*
sudo dpkg --configure initramfs-tools

もう一度下のコマンドを実行します。

sudo apt install xrdp

正常に終了しました。

f:id:itlab7:20210613202157p:plain

一旦シャットダウンします。

sudo shutdown -h now

今度は下のコマンドでQEMUを起動します。(リモートデスクトップ用の設定追加)

qemu-system-aarch64 -m 4096 -smp 2 -cpu cortex-a53 -machine virt-5.1 -boot menu=on -name Ubuntu20_04_Arm64 -drive if=none,id=ubuntu_img,file=focal-server-cloudimg-arm64.img -device virtio-blk-device,drive=ubuntu_img -initrd initrd.img-5.4.0-74-generic -kernel vmlinuz-5.4.0-74-generic -append "root=/dev/vda1 rw rootwait mem=4096M console=ttyS0 console=ttyAMA0,38400n8 init=/usr/lib/cloud-init/uncloud-init ds=nocloud ubuntu-pass=ubuntu" -netdev user,id=user_net,hostfwd=tcp::10251-:3389 -device virtio-net-device,netdev=user_net 

下のウィンドウが出た場合は、「拒否」を押します。

f:id:itlab7:20210613203257p:plain

ログインプロンプトが出るまで待ちます。(ここでログインする必要はありません。)

App StoreMicrosoft Remote Desktop を入手してインストールします。

f:id:itlab7:20210613192050p:plain

Microsoft Remote Desktop を起動します。

OKを押します。

f:id:itlab7:20210613203940p:plain

OKを押します。

f:id:itlab7:20210613203956p:plain

「Add PC」ボタンを押します。

PC name に「localhost:10251」と入力して、Addボタンを押します。

f:id:itlab7:20210613204315p:plain

追加したPCをダブルクリックします。

「Connect」ボタンを押します。

f:id:itlab7:20210613204606p:plain

UsernameとPasswordに ubuntu を入力して、「Continue」を押します。

f:id:itlab7:20210613204815p:plain

Microsoft Remote Desktop の画面は真っ黒で何も表示されません。

f:id:itlab7:20210613205500p:plain

と思いきや、10分くらいしたら画面が出てきました。

f:id:itlab7:20210613210204p:plain

「Next」を押します。

f:id:itlab7:20210613210412p:plain

重すぎて全然反応しません。ボツにします。残念!

Ubuntu 20.04 LTS (Arm64) をqemuを使って Mac(10.15)上で動かす

今日は、Ubuntu 20.04 LTS (Arm64) をqemuを使って Mac(10.15)上で動かしてみたいと思います。

下のサイトから focal-server-cloudimg-arm64.img をダウンロードします。

cloud-images.ubuntu.com

ダウンロードできたら、~/qemu/UbuntuArm64 ディレクトリに置いておきます。

f:id:itlab7:20210605103520p:plain

ダウンロードしたimgファイルの中にあるinitrd とvmlinuz を取り出したいので、Mac用の7zipをインストールします。

下のサイトからMac OS用(コンソール版)のものをダウンロードして、展開します。

sevenzip.osdn.jp

展開したディレクトリの中に 7zz という実行ファイルがあると思いますので、それを ~/qemu/UbuntuArm64 ディレクトリにコピーします。

f:id:itlab7:20210606141900p:plain

7zz を実行すると、アプリケーションの実行許可が必要なので許可します。

(念のためウィルスチェックしてみましたが問題ありませんでした。)

ターミナルを開いて、~/qemu/UbuntuArm64 ディレクトリに移動して、下のコマンドで img ファイルを展開します。

./7zz x focal-server-cloudimg-arm64.img

0.img の中のbootディレクトリにあるファイルを下のコマンドでリストします。

./7zz l 0.img boot

f:id:itlab7:20210606144158p:plain

initrd と vmlinuz の名前が分かったので、下のコマンドで取り出します。

./7zz x 0.img boot/initrd.img-5.4.0-74-generic
./7zz x 0.img boot/vmlinuz-5.4.0-74-generic

bootディレクトリの中に initrd とvmlinuzがあるので、imgファイルと同じディレクトリに移動して、不要なファイルも削除します。

f:id:itlab7:20210606144842p:plain

ターミナルで下のコマンドを実行して、qemuを起動します。(長いのでトリプルクリックで選択してください)

qemu-system-aarch64 -m 4096 -smp 2 -cpu cortex-a53 -machine virt-5.1 -boot menu=on -name Ubuntu20_04_Arm64 -drive if=none,id=ubuntu_img,file=focal-server-cloudimg-arm64.img -device virtio-blk-device,drive=ubuntu_img -initrd initrd.img-5.4.0-74-generic -kernel vmlinuz-5.4.0-74-generic -append "root=/dev/vda1 rw rootwait mem=4096M console=ttyS0 console=ttyAMA0,38400n8 init=/usr/lib/cloud-init/uncloud-init ds=nocloud ubuntu-pass=ubuntu" -netdev user,id=user_net -device virtio-net-device,netdev=user_net 

メニューの [View] - [serial0] を選択すると画面を表示できます。

(一旦他のウィンドウをアクティブにしないと、なぜか選択できません)

起動シーケンスが完了した後に、Enterを押すとログインプロンプトが現れました。

f:id:itlab7:20210612104509p:plain

user ID とパスワードは両方 ubuntu でログインします。

なぜかログインできなかったので、qemuのウィンドウを閉じて、もう一度qemuを起動しなおします。

今度はログインできました。

f:id:itlab7:20210612110923p:plain

uname -a コマンドでArm64用のUbuntuが動いていることを確認できました。

f:id:itlab7:20210612111207p:plain

下のコマンドでシャットダウンします。

sudo shutdown -h now

今後はこのイメージを使って色々試したいので、UbuntuArm64ディレクトリごとコピーしてバックアップを取っておきます。

注意:実際に使う場合は、セキュリティを考慮してパスワードを変更したり、新しいユーザを作った方が良いでしょう。また、日付を現在にして、sudo apt update や sudo apt upgrade もした方が良いでしょう。

今回は以上です。

JavaQemuをインストールしてみます(古い)

今回は、GUIQEMUを使用できる「JavaQemu」というツールをインストールしてみます。

(注意:JavaQemu自体古いので、新しいQEMUに対応していません。)

JavaQemuをインストールする前に、Javaのランタイムが必要ですが、Oracle Javaは有償化されてしまったので、Oracle OpenJDKをベースに開発された「AdoptOpenJDK」というものをインストールしてみます。

AdoptOpenJDKを下のサイトからダウンロードしてインストールします。

adoptopenjdk.net

ターミナルを開いて、java --version と打ってみると、バージョンが表示されました。

f:id:itlab7:20210301144244p:plain

下のサイトからJavaQemuをダウンロードしてインストール(好きなディレクトリにコピー)します。

sourceforge.net

ダウンロードしたjarファイルを右クリックして、Jar Launcher.app で開きます。

警告が出ますが、怪しいアプリではないと思うし、ウィルススキャンの結果も問題なかったので無視して開きます。

メッセージウィンドウが出てきました。OKを押します。

f:id:itlab7:20210301145809p:plain

起動しました。

f:id:itlab7:20210301150024p:plain

今回はここまでです。